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葛根湯で肩こりが改善できるのは本当?

葛根湯は漢方薬ですが、風邪の初期症状の改善に用いられます。葛根湯は、文字のとおり葛という植物の根の薬効を利用したもので、解熱や止瀉などの薬効があります。風邪の引き初めに飲むと、発汗を促して熱を下げる効果があります。他に配合されている成分によっては喉の痛み、鼻水、などを改善する効果も期待出来ます。葛根湯は主に風邪薬として利用されていますが、首筋や背中の緊張をほぐす効果もあることから、緊張性の頭痛や肩こりの改善にも利用されています。

 

肩こりの原因のひとつは血行の滞りですが、葛根湯を飲めば一時的に肩のこわばりが改善されて、だるさや重さなど肩の不快な症状を緩和出来ます。しかし血行そのものが改善されるということではなく、応急処置のひとつとして効果を発揮するにとどまります。肩こりを根本から改善するには、原因にあった改善方法を用いることが大切です。

 

体の冷えによって血行が悪くなっている場合には、体を内側から温める食事や適度な運動を用いて、新陳代謝をアップさせることが効果的です。パソコンやスマホを長時間使用している人は、1時間に1回は目を休めることが必要で、眼精疲労が慢性化しないようにすることで肩こりの予防が出来ます。

 

葛根湯は飲むタイミングがポイントです。薬は食後に飲むのが大半ですが、食前か食感に飲むことで効果を発揮します。水かぬるま湯で飲むことで薬効が得られます。利用する際の注意点として、服用後に動悸、血圧の上昇、などの不快な症状を感じたら服用を中止することが挙げられます。また他の風邪薬や頭痛薬との併用、一部の糖尿病や心臓病の処方薬を服用している場合、副作用のリスクがあります。主治医か薬局の薬剤師に相談をすると安心です。